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武蔵小杉で「よっといでマルシェ」 料理教室飛び出し、街とつながる

マルシェの企画をするワクワクワークのスタッフと菅野さん(中央)

マルシェの企画をするワクワクワークのスタッフと菅野さん(中央)

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 「0才から100才まで!」をキャッチコピーにした「よっといでマルシェ」が6月2日、JR南武線の武蔵小杉駅から徒歩6分ほどの住宅街にあるカフェ「豆こねくと」(川崎市中原区小杉町2)の前で行われる。

出店する大貫農園の生産者と豆こねくとの高橋さん

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 発案者である菅野のなさんは「子どもと食べたい時短おやつ」「子どもと食べたい常備菜入門」などの著書を持つ料理家。2007(平成19)年ごろから母親で管理栄養士の松波苗美さんと一緒に、武蔵小杉でオーガニックの料理教室「ワクワクワーク」を開いている。

 今回は通常、教室の会場として使っている「Odekake Kitchen(おでかけキッチン)」と、隣接する「豆こねくと」の前のスペースを利用して初めてのマルシェを企画。埼玉県や東京都町田市の減農薬の農場、地元のハンドメード雑貨店、「パンと焼き菓子のpapapapa-n!」や「粥(かゆ)や佐藤」、「手相ヒーラー さえババの館」など、菅野さんの声掛けで集まった12店が出店する。

 菅野さんは「今までは教室に興味のある方に参加いただいて料理教室をやってきたが、隣に『豆こねくと』さんができたことで、料理教室の外にある『地域』を実際に考えるきっかけになった」と話す。「オーガニックの料理ということで、教室の扉をたたいてくれる人はある程度限定される。もっと地域に開いた場づくりをして、あらゆる層に『よっといで』と言えたら」とも。

 当日は「おでかけキッチン」での「おにぎりワークショップ」や、「豆こねくと」でハンドドリップのコスタリカ産コーヒーを飲み比べる「コーヒーワークショップ」なども企画。マルシェ全体でごみの削減と食品ロスに取り組むため、箸や茶わん、マイバッグの持参を呼び掛けている。

 開催時間は10時~16時。雨天決行、荒天中止。

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