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新丸子の雑貨店「Common Life」が閉店  「顔はめパネル」製作で新境地へ

「顔はめパネルクリエーター」として新たな挑戦をする佐藤さん

「顔はめパネルクリエーター」として新たな挑戦をする佐藤さん

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 新丸子の雑貨店「Common Life(コモンライフ)」(川崎市中原区新丸子町)が5月31日、閉店する。店主の佐藤由紀さんは「顔はめパネル」製作者として新たな一歩を踏み出す。

「一旦ファイナル」となった路地裏マルシェも盛況だった

 2013年の6月1日にオープンし、ハンドメード作家のセレクト雑貨ショップとして根強い支持を得てきた同店。「第二のリビング」がコンセプトという店内には、一点物の雑貨が並び、佐藤さんの柔らかい雰囲気と相まって、居心地の良い雰囲気を生み出した。来店するたびに佐藤さんとのおしゃべりが盛り上がり、平均滞在時間が1時間以上という客もいたという。

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 2015年9月からは2カ月に一度、市内の農園から取り寄せた野菜を販売する「新丸子の路地裏マルシェ」を開催。近隣飲食店も巻き込んで、街を歩いてもらうイベントに成長させ、地域での知名度を上げた。マルシェの広報に役立てばと、旬の野菜や、時事ネタを織り込んで作った「顔はめパネル」は市内外で話題を集めた。

 2017年6月には武蔵小杉駅周辺の再開発で人通りが少なくなった商店街の一角で、ハンドメード作家が集う「小杉手づくり市」を初開催し、にぎわいを創った。以後年2回のペースで開催している。

 「Common Life」常連客の一人は「雑貨を買うことも楽しみだったが、この店で出会った人と別の場所で一緒に仕事をすることになるなど、人とのつながりをたくさん作ってもらった」と話す。

 佐藤さんは「もともと外に出ていろいろな人に会うことが好き。この店のおかげで自分自身も成長させてもらったが、やりたいことのアイデアがあふれて、店に収まらなくなった」とほほ笑む。「働き方の形は無限にある。実店舗はなくなるが、インターネットで引き続き商品を買えるようにする。手作り市やワークショップなども要望がある限りは続けたい。その時に応じて告知するので、今後もチェックしていただければ」と呼び掛ける。

 6月7日・8日は店舗内に今まで製作した顔はめパネルを約50点展示する「顔はめパネル展」を行う。開催時間は11時~17時。入場無料。

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