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溝の口で市所蔵映像でワークショップ 夏休み研究に、ライブ配信も

登壇する市内で活動する3名(左は越水隆裕さん、中央は広岡希美さん、右は村瀬成人さん)

登壇する市内で活動する3名(左は越水隆裕さん、中央は広岡希美さん、右は村瀬成人さん)

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 夏休みの自由課題にできるワークショップが7月30日、てくのかわさき(川崎市高津区溝口1)4階展示場で開催され、ユーチューブの川崎市映像アーカイブチャンネルでライブ配信される。

ワークショップのキービジュアル

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 川崎市は市内にある豊富な映像資源を活用して「映像のまちづくり」に向けた取り組みを推進しており、1952(昭和27)年までさかのぼる約780本以上の映像アーカイブをウェブサイト、ユーチューブで公開している。同ワークショップは、「川崎の過去、現在の映像記録から未来の街の姿を描く」をテーマに、市内で活動するさまざまな分野の人々の話を聴きながらグループワークを行い、一緒に街の変化を知り、最終的には自分たちが思う未来の街の姿を描く。

 川崎市中部北部でアート、スポーツ、子育てなどの分野で地域活性のために活動する、村瀬成人さん、越水隆裕さん、広岡希美さんが活動内容を話し、映像アーカイブから街の思い出や変化を放映。グループに分かれて興味のあるエリアや分野の過去から現在への変化をタブレット端末で調べ、プリンターで出力。最後は思い描く未来の姿を紙に描き、模造紙に貼り付け、レイアウトして自由課題を完成させ、各グループからの発表会、総評で終了する。

 ワークショップの様子はエンジニアやカメラクルーが2台のカメラとスイッチャーによる画面切り替え、同時のテロップ挿入などを駆使してユーチューブチャンネルでLIVE配信する。

 溝の口かいわいで活動し、今回登壇する越水隆裕さんは「街の歴史を知ってもらい、もっともっと住んでいる場所、川崎を好きになってもらいたい。今と昔の違いを目で見て知ることでこれからの変化にわくわく期待してほしい」と話す。かわさき色輪っかつなぎなどさまざまな分野で活動する村瀬成人さんは「昔はこんなことやってたんだ、川崎にはこんなところがあったんだ、川崎って面白いね、と子どもたちが街に愛着を持つきっかけになれば」と話す。

 かわさき市民しきん代表の広岡希美さんは「3人の子どもを育てている。夏休みの前半に、1日で自由研究が出来上がるイベント。川崎をもっと知ることで、この後の夏休みの過ごし方も変わるかもしれない。また地元で最新のLive配信の様子を目の前で見ることができるのも貴重な体験になると思う」と話す。

 ライブ配信時間は13時~16時。

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