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八村塁選手が35得点で「100点に近い出来」 日本勝利にファジーカス選手も貢献

35点を獲得し勝利を導いた八村塁選手(撮影=加藤恵三)

35点を獲得し勝利を導いた八村塁選手(撮影=加藤恵三)

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 バスケットボール日本代表国際試合の男子日本代表チームvs男子ニュージーランド代表チームのゲームが8月12日に千葉ポートアリーナで開催され、99-89で男子日本代表チームが勝利した。

21得点を挙げ勝利に貢献したニック・ファジーカス(#22)選手

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 川崎ブレイブサンダースから篠山竜青(#7)とニック・ファジーカス(#22)の2選手が参戦している今回の男子日本代表チーム。試合を前に10時45分から行われたチーム練習では、篠山とニック・ファジーカス選手は軽い調整を行い調子の良さをアピール。八村塁選手(#8)もシュート練習をし得点獲得への意欲を見せていた。

 8本の炎が熱く燃える中、男子日本代表チームが登場。篠山選手が全員を引っ張るように登場し、ニック・ファジーカス選手がしんがりを努めて会場の拍手をあびた。

 ゲームは、NBA選手として初の試合に臨んだ八村選手の2本連続レイアップシュートから始まった。八村、ファジーカス、篠山、馬場雄大(#18)、田中大貴(#24)の各選手が活躍して順調な出足で第1Q(クォーター)を27-16で終えた。

 ポール・ヘナーレ(Paul Henare)ヘッドコーチ率いるニュージーランドは、立ち上がりにリズムをつかめず、ボールがリングから嫌われて15点差となる場面もあった。リズムが戻り始めたのは第2Q。タイ・ウェブスター(#0)、コーリー・ウェブスター(#9)、イーサン・ロスバッチ(#25)の各選手の働きで日本を追撃し49-43で前半を終えた。

 第1Qで10得点、第2Qで12点を獲得した八村選手の勢いは止まらず、第3Qで2点となるも第4Qで11得点で合計35点を獲得。ファジーカス選手が21点、馬場選手が12点、竹内謙次選手(#15)が10点を稼ぎニュージーランドに勝利した。

 男子日本代表チームのラマスフリオ(LAMAS Jullo)ヘッドコーチは、試合後の会見で「今日の試合はよく戦ってくれた。ニュージーランド代表チームはワールドカップにも出場している手強いチーム。スピーディなプレーをするチームに勝てたことはワールドカップに向けて良いスタートとなる」とゲームを振り返った。

 勝利の原動力となった八村選手は「久しぶりの日本での試合。日本代表として戦えるうれしかった。良いバスケットボールができた」と話し、メディアからの質問に答えて「ほぼ100点の出来」と総括した。

 男子日本代表チームは、14日にもニュージーランドとゲーム。22日にアルゼンチン、24日にドイツ戦、25日にチュニジアと対戦する。

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