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武蔵新城の居酒屋「藩次郎」はす向かいにラーメン店「麺匠 藩次郎」

「麺匠 藩次郎 武蔵新城 総本店」の横瀬さん(中央)とスタッフのメンバー。

「麺匠 藩次郎 武蔵新城 総本店」の横瀬さん(中央)とスタッフのメンバー。

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 武蔵新城駅南口、あいもーる商店街近くに8月8日、ラーメン専門店「麺匠 藩次郎(めんしょう はんじろう)武蔵新城 総本店」(川崎市中原区新城3)がオープンした。

5種類以上の調味料の出汁を醤油ベースで仕上げた「濃厚げんこつ醤油光」

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 同店を経営する横瀬徹さんは宮城県女川出身。2016(平成28)年に開店した居酒屋「藩次郎(はんじろう)」の開店3周年に合わせ、同店のはす向かいに業態の違う2店舗めをオープンした。武蔵新城のグルメSNSグループでは居酒屋の常連客から喜びの声が上がっている。

 武蔵新城で業態の違う2店舗めを出店できたらと考えていたという横瀬さん。「居酒屋では地元女川から豊富な海の幸を大量に入荷している。調理の際に出る『アラ』も女川の貴重な産物。メニューとして活用できないかと考えていた時に、ラーメン店経験者のスタッフから『アラ』をスープの海鮮出汁(だし)にするアイデアが出た。そのタイミングで、お向かいの大家さんから物件の話を頂き、あらゆる面でタイミングが合った」と話す。

 メニューは、海鮮白湯、塩ベースの「海鮮白湯塩ラーメン 悠(はるか)」、厳選した出汁から醤油ベースで仕上げた「濃厚げんこつ醤油 光(ひかる)」(以上850円)の2本立て。ラーメンの名前は開発したスタッフの名前から付けたという。近日中に「あっさり系」と「がっつり系」の2種類「藩次郎まぜそば」を始める予定。

 ごはんものとしてはセットにもできる4つの丼「牛タンカレー丼」「ねぎ焼豚丼」「焼豚丼」「のり明太子丼」(以上380円)の他「炊き込みTKG」(数量限定、200円)。また缶ビール、サワー、ハイボールなどのドリンク2杯とおつまみ付きの「酔 藩次郎コース」(1,480円)も。

 横瀬さんは「季節の素材を使い、お客様の味覚を第一に考えながらメニューづくりをしている。海鮮白湯塩ラーメン悠の海鮮出汁は15種類以上の女川の豊かな旬の海産物のアラを出汁としてブレンドし、マルシェなど、地元のイベントでの試作販売をしながら、第三者の立場で評価し、完成した一杯」と自信をのぞかせる。

 オープン日に家族で駆け付けたという関川房代さんは「スープまで飲み干してしまうほどおいしい。お座敷スペースやキッズラーメンがあるので小さい子ども連れでも安心。地元に通えるラーメン店ができてうれしい」と笑顔を見せる。

 カウンター7席を含む30席。営業時間は、ランチ=日曜日のみ12時~15時、 ディナー=17時~26時(月曜日は23時、日曜日は24時まで)。火曜定休。

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