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川崎区で「パークチャレンジかわさき」 公園を活用して子ども・若者の居場所作り

川崎区地域教育会議と協力団体

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 子どもや若者の居場所作りプロジェクトとして「パークチャレンジかわさき」が10月12日~14日の3日間、川崎区の富士見公園(川崎区富士見1)で開催される。主催は川崎区地域教育会議。

巨大迷路作りでは、子どもたちによるアイデアも

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 川崎区役所との協働事業として2019年度のいきいきかわさき区提案事業に採択されたイベント。高津区にある「川崎市子ども夢パーク」のような遊び場を川崎区にも作り、公園の新しい活用にチャレンジしたいという思いを込めて「パークチャレンジかわさき」と名付けられた。

 同会議の宮越隆夫議長は「子どもからシニア層まで、みんなで一緒に遊び場を考え、みんなで作るという楽しみとその達成感を大切にしたい」と話す。

 初日の12日は遊び場作りを行う。芝地に巨大迷路やステージ、小さな森にターザンロープ発射台などを作る。13日、14日はそれらの遊びの体験ができ、市民広場ではドッジボールやミニサッカーなどのボール遊びや鬼ごっこも楽しめる。ステージではヒップホップなど若者文化パフォーマンスや子どもの演技発表が行われる。

 寺子屋体験もあり、12日は中学高校生対象にドキュメント映像制作講座を開催。13日は小中学生50人を対象に、水ロケットを作ってロケットの飛ぶ仕組みが学べる(どちらも事前に申し込みが必要)。

 13日は「川崎区盛り上げ隊!」のハロウィーン仮装アイテム作りのワークショップや手作り品の販売マルシェも同時開催する。

 宮越議長は「かねて『川崎区にも夢パークを』と声を上げてきた。遊び場、居場所を公園に作ることを通して、川崎のまちづくりに子どもや若者が参画していく機会にしたい。とにかくにぎやかに、子どもたちがたくさん来てくれることが大事」と意気込む。「この事業の先に、『常設型』の若者の居場所を作っていくことにつなげたい」とも。

 開催時間は9時~17時。小雨決行、荒天中止。

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