川崎駅東口に10月21日、ラーメン店「麻婆(マーボー)まぜそば 麻(ま)ぜろう」(川崎区砂子1、TEL 080-4154-2618)がオープンした。
メインとなる混ぜそばは麺の上にマーボーを載せてかき混ぜて食べるスタイル。あんかけのマーボーは辛みが強いのが特徴。スパイスには八角、花さんしょう、陳皮、丁醤(テイジャン)、桂皮(ケイヒ)を使い、決め手は五香粉(ウーシャンフェン)だと言う。麺は平打ち太麺で、半熟卵、自家製チャーシューと長ネギを添えて提供する。
都内の中華料理店で11年間、店主をしていた前田藤郎さん。その時の店の看板メニューが「マーボー豆腐」だった。新しいスタイルを提案したいと心機一転、混ぜそばを研究し開発。あえて知らない土地で挑戦してみたいと川崎で店を開いた。「川崎には縁もゆかりも無かったが、街にとてもパワーを感じた。スパイスにこだわって開発した新しいスタイルのマーボー混ぜそばを味わっていただき、最後に締めのご飯をかけて食べてほしい」と話す。
店舗面積は11坪。席数はカウンター席9席。少しでも工事費を浮かすため以前の店での経験を生かしDIYで空間を仕上げた。
メニューは「麻婆まぜそば」(850円)、「担々麺」(800円)、「塩そば」(750円)、各種ギョーザ5個入り(400円)、追い麻婆(300円)。ライス、大盛りは無料。
営業時間は11時30分~15時、17時30分~22時(スープが無くなり次第終了)。