川崎の商業施設「ラ チッタデッラ」(川崎区小川町4)が6月1日~7日、噴水広場前のガラスタワーをブルーにライトアップした。
日本青年会議所による取り組み「シンボルエール」とコラボレーションした同企画。「シンボルエール」は、新型コロナウイルス感染症治療に取り組む医療従事者、対策の第一線で活躍する人たちへの感謝の気持ちを込め、全国のランドマークを青色でライトアップする取り組みで、6月1日に全国で一斉に始まった。川崎区でも期間中、17時から翌朝5時まで、施設内中央にあるガラスタワーを青い照明でライトアップした。
日本青年会議所では現在、手をキャンバスに見立て、医療従事者へのメッセージを描きSNSで発信する「てあらエール」、SNSプロフィル写真に使用できるフレームを通じて第一線で活躍する人たちを応援する「フレームエール」、クラウドファンディングサイト「Let's do it」と災害支援金を利用し医療機関にマスクを寄贈する「サスティナブルマスクエール」、「シンボルエール」と合わせて4つのエールを通じて医療従事者応援プロジェクトを行っている。「シンボルエール」は、医療従事者への感謝を表すとともに、視覚的要素で4つのエールを広く市民へ伝える目的でもあるという。
企画メンバーの山田瑛理さんは「まだまだ第2波への緊張もある中、医療従事者の方々は大変な日々が続いていると思う。今回、シンボルエールに賛同していただいたラ チッタデッラはじめ関係者の方に感謝している。ライトアップを見にきて撮影してくれる方も多く見られ、みんなの思いが届いていたらうれしい」と話す。