女子バスケットボールの「W リーグレギュラーシーズン」が9月18日に開幕し、富士通レッドウェーブ(川崎市中原区上小田中)は、ENEOSサンフラワーズとのゲームで60-77となり開幕は黒星スタートとなった。9月19日には各チームが開幕戦を行う。
新型コロナウイルスの感染防止を第一に考えたオペレーションで開幕したWリーグ。ゲームアリーナも集約する手法で開幕。富士通レッドウェーブ、ENEOSサンフラワーズ、シャンソン化粧品シャンソンVマジック、東京羽田ヴィッキーズ、日立ハイテククーガーズ、新潟アルビレックス BBラビッツの東地区は大田区総合体育館(東京都大田区)。トヨタ自動車アンテロープス、トヨタ紡織サンシャインラビッツ、デンソー アイリス、三菱電機コアラーズ、山梨クィーンビーズ、アイシン・エィ・ダブリュウィングスの西地区は、ウィングアリーナ刈谷(愛知県刈谷市)での開催となる。
富士通の開幕戦のスタメンは、内野智香英(#8)、町田瑠唯(#10)、篠崎澪(#11)、内尾聡菜(#25)、オコエ桃仁花(#99)選手による布陣。開始後30秒で、篠崎が時計回りにセンターに切り込みシュートを決めWリーグ2020-21シーズン初の得点をあげた。内野、内尾聡菜(#25)、オコエ、岡田英里(#3)、藤本愛妃(#18)の各選手が健闘するも23-28でリードを許す展開となった。
第2Qで富士通のディフェンスがENEOSの攻撃を阻止するプレーが続く中で、内野。篠崎、オコエ、町田が加点して15-9とリード。前半を38-37で折り返した。
ENEOSは、第3Qの後半から速攻と走り通すプレーで、富士通を抑えにかかり逆転。富士通のシュートもリングに嫌われる中でも追いすがるが、第3Qは11-21とENEOSのリズム。49-58と点差を広げられた。第4Qで富士通は反撃に出て一時は5点差まで追いすがるも、再びリードを許し60-77で黒星となった。