
「アニオー姫」実行委員会(ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会)は、ミュージカル『アニオー姫』を2026年9月にKAAT神奈川芸術劇場にて初上演いたします。
2023年に日越外交関係樹立50周年を記念して制作されたオペラ『アニオー姫』をベースとして、今回新たに楽曲を揃え、新作ミュージカル『アニオー姫』として生まれ変わります。
これに先立ち、2025年11月5日(水)駐日ベトナム大使館にて製作発表会を開催。女性主人公アニオー姫役の音くり寿がメインテーマ曲を生で初披露し、キャストおよび、総監督・演出の大山大輔をはじめとする製作陣の発表に加えて、男性主人公・荒木宗太郎役(Wキャスト)の田代万里生と小野田龍之介からのビデオメッセージを紹介しました。また、オーディションで選ばれるもう一人のアニオー姫については、11月14日(金)在ベトナム日本国大使館公邸にて発表されます。


田代万里生

小野田龍之介

音くり寿
ミュージカル『アニオー姫』~ H?n g?p l?i 再び~
公演会場 KAAT神奈川芸術劇場<ホール>(神奈川県横浜市中区山下町281)
公演日程 2026年9月11日(金) ~ 9月28日(月)の期間で20回公演を予定
公式サイト https://musical.anio.jp
※2026年5月よりチケット一般発売開始予定。詳細は公式サイトにてお知らせいたします。
田代万里生(荒木宗太郎役)
皆様こんにちは。田代万里生です。この度、2026年9月に上演されます新作ミュージカル『アニオー姫』日本初演にて、ベトナムのアニオー姫と結ばれる長崎の朱印船貿易商人、荒木宗太郎を演じます。作品の軸となる素晴らしい大役を務めることに、非常に身が引き締まっております。また、信じられないほどの巨大プロジェクトの一員として参加できることをとても嬉しく思っています。
僕は普段、ブロードウェイやウェストエンド、またはウィーンミュージカルなどの翻訳ミュージカルを中心に出演しています。自分のルーツでもあるオペラやオペレッタ、クラシックを含めても、これまでヨーロッパやアメリカの人物を演じることが多かったため、かねてから日本の新作ミュージカルにていつか日本人の役を演じてみたい、そして、ぜひそれが史実を描いたもの、実在した人物でありたいと強く願っていました。そのすべての夢を叶えるのが、このミュージカル『アニオー姫』です。
荒木宗太郎は長崎に実在した人物です。僕の両親はともに長崎出身で、僕自身も長崎の佐世保生まれです。僕の先祖を辿ると、曽祖父は海軍の船乗り、そして伯父は造船の設計士でした。長崎と船という2つのキーワードは僕にとっても本能的なルーツとなり、そんな共通点も多い荒木宗太郎を演じられる喜びに胸が高まっております。また個人的には、ミュージカルにおいて和装で演じるということも初めてとなります。
アニオー姫にはすでにオペラ版が存在し、その舞台映像も拝見いたしましたが、これが、素晴らしいベトナムの作曲家チャン・マイン・フンさんによってどのようにミュージカル化されるか、どのように新しく生まれ変わるか、とても楽しみにしております。
最後に、壮大なインターナショナル・オーディションにて選ばれるベトナム人キャストのアニオー姫役も、どんな素敵な方がいらっしゃるのかとても楽しみにしております。国も時代も越えた真実の愛の物語を、ぜひ劇場でご覧ください。
小野田龍之介(荒木宗太郎役)
皆様、この度、ミュージカル『アニオー姫』で荒木宗太郎役を務めます小野田?之介です。
オペラから始まった作品のミュージカル版の記念すべき公演に参加することができて?常に嬉しく思っております。宗太郎という役は、異国文化や人々をまっすぐに受け入れて、自らが信じる愛や信念を貫き通した、優しさの中に?常に熱いものを持った男性なんじゃないかと、今の段階ではありますが、思っております。
個人的に、ベトナムが舞台になった演目は過去にもやらせていただいたことがありまして、その時にも、その国その村に住む人々の熱いエネルギーや人間力に?常に惹かれた記憶があります。実際、現地に行った時も、ベトナムを飛び立つ時に涙が溢れたんですよね。またベトナムに来たいという思いや、そこで過ごした思い出が溢れてきて、そんな思いにさせてくれる国はあまりないなと思うんです。個人的にも思い入れの強い国、そして日本との2つの国の物語の主役を務められることを?常に嬉しく思っております。
オペラ版からどのように変化していくのか、私自身も初めてですし、とにかくお客様に、このアニオー姫の歴史を、最高の音楽、最高の脚本を、このスタッフ・キャストのエネルギーのもと、お届けできるよう努めてまいります。今から、アニオー姫のお?方にお会いできるのを楽しみにしております。ぜひ劇場でお会いしましょう。
今から400年前、世界は“大航海時代”の 17 世紀初頭。広南国の王女・玉華姫(ゴックホア姫・後のアニオー姫)と日本の商人・荒木宗太郎は、両国を結ぶ大海原の船上で出会う。 二人は運命に導かれ再会。いつしか恋に落ち、結婚することを決意する。父である王は、二人の変わらぬ決意と深い愛を確認し、結婚を許し、二人を日本・長崎へ送りだす。
「アイン・オーイ!」長崎の町中で、天真爛漫な玉華姫が宗太郎を広南の言葉で元気に呼びかける。長崎の人々はそんな姫を見て、いつしか「アニオーさん」という愛称で呼ぶようになった。町の人々にも愛され、娘も生まれ、幸せいっぱいの二人。 そんな二人に抗えない“時代の波”が襲いかかる。長崎奉行から鎖国の通達が下されたのだ。
果たして、二人の運命の行方は…
田代万里生 小野田龍之介 音くり寿
今井清隆 吉沢梨絵 井料瑠美 栗原英雄 戸井勝海 斎藤准一郎 蛭牟田実里
淺場万矢 大越やよい 鈴木楓加
藤浦功一 廣瀬喜一 村上幸央 武藤寛 森山大輔
石田優月 今村心音 牛丸颯希 篠田果鈴 上西郷太 傳法谷みずき 中村ひかり
楢原じゅんや 矢野友実 山下麗奈
【総監督/演出/台本/作詞(日本語)】 大山大輔
【作曲】 チャン・マィン・フン
【台本/作詞(ベトナム語)】 ハー・クアン・ミン
【振 付】 本間 憲一
【アーティスティックアドバイザー/オーケストラ指揮】 本名徹次
美術:伊藤雅子
照明:齋藤茂男
衣裳:ひびのこづえ
ヘアメイク:赤松絵利
音響:原英夫、大坪正仁
舞台監督:幸泉浩司
演出補:砂川真緒
振付助手:北村岳子
音楽スーパーバイザー:鎮守めぐみ
オーケストレーター:竹内聡
エレクトロニック・ミュージック・デザイナー:ヒロ・イイダ
歌唱指導:門井友紀
バンドコーディネイター:新音楽協会
演奏:アニオー姫バンド、神奈川フィルハーモニー管弦楽団(収録)
キャスティング:中西聡、大場麻衣子
歴史考証:菊池誠一、友田博通
ベトナム漆画キービジュアル:安藤彩英子
プロジェクト名誉顧問:ファム・クアン・ヒエウ、伊藤直樹
プロジェクトスーパーバイザー:黒岩祐治
スペシャルアドバイザー:山田滝雄
制作アドバイザー:チャン・リ・リー
制作:佐々木真二
プロデューサー:足立信彦
統括プロデューサー:古川直正
エグゼクティブプロデューサー:前田俊秀
タイトル ミュージカル『アニオー姫』~ H?n g?p l?i 再び~
主催 「アニオー姫」実行委員会
(ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会)
共催 日本経済新聞社
提携 KAAT神奈川芸術劇場
名誉顧問
ファム・クアン・ヒエウ(駐日ベトナム大使館特命全権大使)
伊藤直樹(駐ベトナム日本国大使館特命全権大使)
後援
日本外務省、日本文化庁、神奈川県、長崎県、公益社団法人ベトナム協会、一般財団法人日本・ベトナム文化交流協会、特定非営利活動法人日越堺友好協会、特定非営利活動法人堺国際交流協会、NPO法人長崎・ベトナム友好協会、一般社団法人健康で安心な社会づくり推進協議会、国際交流基金ベトナム日本文化交流センター 、一般社団法人長崎県観光連盟、
ベトナム外務省、ベトナム文化スポーツ観光省、ダナン市、ベトナム音楽家協会、ベトナム国立交響楽団、ベトナム国立オペラバレエ団、ホーチミン市立オペラバレエ交響楽団、ホーチミン市音楽院、 ホイアン世界遺産文化保護センター、在日ベトナム学生青年協会、在日ベトナム語協会、在日ベトナム伝統文化芸術協会
協賛
[プラチナサポーター]
大和ハウス工業株式会社
[ゴールドサポーター]
株式会社ニトリホールディングス、イオン株式会社
[シルバーサポーター]
株式会社三井住友銀行、商工中金、ホテル三日月グループ、相鉄ホールディングス株式会社、RIZAPグループ株式会社、株式会社JTB
[ブロンズサポーター]
国際医療福祉大学、株式会社きらぼし銀行、株式会社横浜銀行、京浜急行電鉄株式会社
協力 株式会社三修社
公演日程 2026年9月11日(金)~ 9月28日(月)※全20回公演予定
公演会場 KAAT神奈川芸術劇場<ホール> (神奈川県横浜市中区山下町281)
公式サイト https://musical.anio.jp
※2026年5月よりチケット一般発売開始予定。詳細は公式サイトをご覧ください。
本作に関するお問い合わせ
「アニオー姫」実行委員会事務局 info-musical@anio.jp