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武蔵小杉で「就職フェスタ」 地元で活躍したい学生ら55人が社長と面談

参加者の学生と談笑する川崎の経営者

参加者の学生と談笑する川崎の経営者

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 武蔵小杉ユニオンビル(川崎市中原区小杉町3)で2月28日、「就職フェスタ@川崎」が開催され、約60人の学生や中途採用希望者が参加した。

地元の企業に関心のある参加者が55人集まった

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 昨年に続き今回で開催が2回目となる同イベント。今年は市内の16社の中小企業が参加し、求職者は1テーブル10分間の企業説明をローテーションして、直接社長や先輩社員から話を聞いた。後半では、溝の口のフランス料理店「フランセーズ・ラ・ポルテ」のケータリング料理が用意され、社長らと学生たちが飲食しながら夢を語り合った。

 母親に勧められて参加したという、新大学4年生の板橋咲貴子さん(21)は「地元を良くしようと頑張っている企業がこんなにたくさんあったことにまず驚いた。今までに興味があった業種以外にも自然と話を聞けるシステムだったため、視野が広がった。自分の興味分野を再考するきっかけになった」と話す。

 2人の友人と共に参加していた大学生は「インターネットで掲載されている情報は大企業が多く、中小企業の情報はなかなか得にくい」と話した。「大手大企業が製作した商品であってもその部品を作っているのは、中小企業であるため今回のイベントはより具体的に理解を深めることにつながった」という。

 溝の口で不動産業を営むエヌアセットの宮川恒雄社長は「地元愛に溢れる学生と出会えたことがうれしかった。真っ直ぐな人が多く、ワクワクした。今後は就活生だけでなく、1年生、2年生なども参加できるようにして、より多くの学生が経営者と直接話のできるイベントとして成長することを期待したい」と笑顔を見せた。

 参加企業も昨年の開催に引き続き、同イベント参加者からの内定者発掘に力を入れる。

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