川崎市立夢見ヶ崎動物公園(川崎市幸区南加瀬1)で9月23日、「夢見る星空キャンプ」が開催される。
地域の若者を中心に、イベントに賛同するハンドメード作家やキャンプの熟練経験者などの協力によって計画が進められてきた同イベント。平成29年度川崎市都市ブランド推進事業にも選定され、実行委員会を組織し企画会議を重ねてきた。
当日は、10時から「マルシェタイム」が始まり、飲食、物販、地域の作家によるワークショップの出店、地域の郷土史会と企画した「夢見なぞとき探検」、動物公園主催のイベントなどの企画が予定されている。 16時30分からは、エリアを区切ってテントサイトを作り、参加者がそれぞれのテントに宿泊する。
同イベント実行委員長の伊早坂遙さんは「法政二校地学部とコラボレーションした星空観察や、キャンドルアーティストと地域作家とのコラボレーションによる明かりの演出など、一晩の特別な体験を用意した。大人も子どもも一緒に、楽しみながら夢見ヶ崎動物公園の歴史や魅力を体感し、愛着を持ってもらえる機会になることを期待している」と話す。
共同実行委員長の石井秀幸さんは、同園のふもとに生まれ育ち、同園のホームページも手掛ける。「子どものころから親しみのある動物公園だが、知れば知るほど情緒を感じる。この機会に沢山の人にこの魅力を知ってもらいたい」と意気込む。
参加申し込みは、8月31日までホームページで受け付ける。雨天決行、荒天時は翌週の9月30日(土)、10月1日(日)に順延する。