川崎市から特別住民票を贈呈された名誉市民「ドラえもん」の誕生日でもある9月3日、「藤子不二雄ミュージアム」(多摩区長尾2)が開館6周年を迎える。
貴重な原画が撮影できる特設フォトスポット(3日まで事前申し込み必要)
2011年にオープンした同館には今年8月31日までに累計282万人が来館。来館者が年々増加する中、音声ガイド「おはなしデンワ」を使う外国人も2割ほどいるという。
ドラえもんが生まれた年は2112年のため現在、「生誕前」を祝う企画を展開。広報担当の與儀祥子さんは「まだ誕生していないにも関わらず多く人に祝ってもらい、きっと未来に誕生するドラえもんも喜ぶはず」と話す。1日~3日は普段写真撮影ができない貴重な原画が撮影できる「特設フォトスポット」を設置。原画は日替わりで、3日はドラえもんの本原画を展示予定。
ほかにも6周年特別企画として、11日まで「オール本原画特別展示」を行っている。常設および企画展示では「ドラえもん×コロコロコミック40周年展」の原画220点を展示。與儀さんは「テープ跡や折れが目立つが原画の息遣いを感じてほしい」と話す。
記念グッズ&メニューとして「デニムドラえもん6周年 ver.」(2,160円)、「6周年ビンズセット」(1,000円)、「スフレアイス」(1,116円)、ドラえもんのラテアートがデザインされた「カフェラテ」(570円)を販売。3日は来場者全員にドラえもんがデザインされた特製ポストカードを配布する。
営業時間は10時~18時30分。火曜定休。「特設フォトスポット」は事前申し込みが必要。