JR東日本グループ(渋谷区)が5月18日、川崎駅西口エリア(幸区大宮町)に大型複合商業施設を建設計画の具体案を発表した。
JR東日本は設立30周年の2017年に「生活サービス事業成長向上ビジョン(NEXT10)」として、今後10年間を見据えたプロジェクトを進めている。「CITY UP!」をコンセプトに、これまでの「駅を中心とするビジネス」に磨きをかけ、「暮らしづくり」に取り組むという。
同施設は、敷地面積約800坪、延べ床面積は約2万坪。天井高28メートルのオフィスフロア、近隣施設と直結する歩行者デッキや歩行者専用道路などの公共施設、子育て支援施設などを備える。駅周辺エリア最大規模となる「ホテルメトロポリタン川崎」は、オフィスワーカーや訪日外国人旅行者をターゲットに約300室を予定し、ミーティングルーム、ランドリーラウンジラウンジ、ジムも併設する。
大規模オフィスフロア内のロビーカフェは、「音楽のまち川崎」として、市内音楽文化を発信し、さまざまなイベントを行うことで利用者間の新たな交流創出を目指すという。