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川崎の7小学校で水難事故を防ぐ安全体験 今年は教職員も初実践

日常生活で身近にあるごみ袋を使って浮力を体験

日常生活で身近にあるごみ袋を使って浮力を体験

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 水辺での遊びがピークになる夏休みを迎えるに当たり、水難事故防止を強化するため、川崎市内の小学校で恒例の「海上安全教室」が開催されている。主催は川崎海上保安署(川崎区千鳥町)。

教職員対象の海上安全教室は初めて

 教室ではまず、海や川で溺れている人を目撃したときには自ら入らないことを強調。「大人の協力者を呼ぶ」「浮く物を落水者に投げてつかまってもらう」「通報する」という3つの対処法を学ぶ。
日常と同じような着衣で靴を履いたままプールに入り、水中での不自由さを感じた後に、ペットボトルやクーラーボックス、ビニール袋など身近にあるものでどのくらい浮くかを実際に体験。併せてライフジャケットを着用したときの浮力も体験し、落水したら「慌てずに浮く」ことがいかに身を守ることになるかの理解を深める。

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 この内容での海上安全教室は3年目。3年生以上の小学生を対象に延べ23校で実施されてきたが、今年は水遊び中の安全をより広く周知させるため、市内で初めて教職員を対象に開き、4校16人が参加した。参加した職員の一人は「とっさのときに慌てずに身を守れるか、大人ですらこの方法を知るのと知らないのとでは差が出ると思う」と、ペットボトルやビニール袋の浮力に驚いていた。

 今年は川崎区や中原区、宮前区など7校の小学校で実施されている。担当する同署の伊藤裕樹救難係長は「年々小学校からの依頼が増えていて、水難事故に対する意識が高まっているのはいいこと。より安全に遊ぶためにライフジャケットやフローティングベスト着用の習慣化とともに、参加者自身でもこの教室で学んだことを周りに広めてほしい」と話す。

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