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川崎の商店街で若者2人がまちおこしイベント 七夕祭りをリメーク

商店街は来場者でいっぱいだった

商店街は来場者でいっぱいだった

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 川崎区の中盛会商店街(川崎区中島3)で7月7日、「たなばた夕市」が行われた。

企画したYuseiさん(左)、櫻井さん(中央)とイベント関係者(右)

 10年ほど前まで川崎区中島にある中盛会商店街で行われていた「たなばた祭り」。当時は、歩くスペースがないほど人で混雑するにぎわいぶりだったというが、祭り後のごみや警備の課題により次第に規模を縮小し、やがて開催されなくなった。

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 「商店街の七夕イベントを復活させたい」と願う企画提案者の櫻井ひかりさん(23)は、幼なじみでヒップホップユニット「KING OF SWAG」メンバーのYuseiさん(23)に相談。中島中盛会で育った2人が主体となり、中盛会の関係者、臨港病院などが企画製作をサポートした。

 当日は、ダンススタジオ「STUDIO S.W.A.G.」の生徒らがステージで七夕の朗読劇、「KING OF SWAG」と法政大学のダンスチームが出演し、商店街の店や別の町内のコーヒー店が出店。開催時間の15時~18時の来客数は約2500人を超えた。

 櫻井さんは「商店街ならではの会話が飛び交っていた。来てくれた人から『まるで10年前のたなばた祭りが復活したみたいで懐かしい』『来年もお願い』と声を掛てもらったことが一番の思い出になった」と話す。

 同イベントが行われた翌日は、「KING OF SWAG」メンバーと清掃ボランティア団体「B-FRIEND」が中盛会商店街の清掃活動を行った。Yuseiさんは「以前のお祭りの後よりもごみが少なかった。自分たちが姿勢を見せ続けていけば、地域住民のポイ捨てに対する意識も変わると信じている」と話す。

 櫻井さんは「会話が生まれることで、子どもの安全や高齢者の見守りにおいても協力し合えるのでは。来年も、再来年もこの活動を続けていきたい。興味のある人は協力してほしい」と呼び掛ける。