Bリーグの川崎ブレイブサンダース(川崎市)と横浜ビー・コルセアーズ(横浜市)は、神奈川県全体のバスケットボールの盛り上がりと観戦者やプレーヤーの増加を目指して合同企画「神奈川ダービー」を始動させる。
「神奈川ダービー」で意欲を見せる篠山キャプテン。併せて「10月は苦しい1カ月だったが手応えは感じている。11月は良い月にしたい」とリーグでの勝利も誓う
神奈川県は、JBA(日本バスケットボール協会)への登録で、競技登録者数が3万9048人、チーム加盟数が1965チームで共に1位。「ミスターバスケットボール」と呼ばれた佐古賢一さん、日本人初のNBAプレーヤーの田臥勇太選手、日本代表キャプテンの篠山竜青選手など各世代を代表する選手を輩出している。バスケットボールの漫画でも神奈川県が舞台となるものが多く「バスケ愛」を持つ県民は年代を超えて多い。
両クラブは、6試合を対象に観戦スタンプラリーを実施するほか、選手がプロデュースするグルメを販売。アカデミーチームによるエキシビションゲームや、告知用共通ビジュアル掲出などで手を組み、盛り上げを図る。
10月31日に行われた「神奈川ダービー」開催記者会見には、川崎ブレイブサンダースから篠山竜青キャプテン、横浜ビー・コルセアーズから細谷将司キャプテンが登壇。篠山キャプテンは「3シーズンに入っているBリーグ。横浜と戦いながらも両チームで協力して神奈川のバスケを盛り上げたい」と話す。細谷キャプテンは、「川崎と共に協力して行きたい。併せて川崎にまだ1勝もしていないので勝ってブースターに良い刺激を感じてもらいたい」と思いを語った。
観戦スタンプラリーの対象は、12月8日・9日(川崎市とどろきアリーナ)、1月23日(横浜国際プール)、3月13日(川崎市とどろきアリーナ)、3月30日・31日(横浜国際プール)の6試合。