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地元密着カフェダイニング「TETO-TEO」2周年 さまざまな人と共に作れる空間を

TETO-TEOを運営する丸山社長

TETO-TEOを運営する丸山社長

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 田園都市線溝の口駅、JR南武線武蔵溝ノ口駅近くのマンション1階に店舗を構えるカフェダイニングバー「TETO-TEO(テトテヲ)」(川崎市高津区溝口1)が7月6日にオープン2周年を迎えた。

6種のお惣菜を選べる定食

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 2017年に分譲マンションの1階スペースにオープンした同店。手描きイラストが特徴的な大きなメニューボードが目印。店内には木調家具のテーブル席や、植栽を囲むカウンター席がある。テーブルウェア、雑貨、珈琲豆、調味料などの物販スペースも備える。

 同店をを運営するワイエムピー(川崎市高津区)代表の丸山佑樹さんは「コンセプトはネイバーフッドカフェ(地域密着型カフェ)。わざわざ都心に行かなくても地元で充実した時間を過ごせるような店でありたい。この2年間、僕もスタッフもお客さまと話す機会を大事にして、地元の方々のニーズを感じるようにしてきた」と話す。

 メニューは、昼は10種類のランチメニューを用意。夜は、アジフライ定食(980円)、魯肉飯(ルーローハン、1,080円)、明太子パスタ (1,180円)など。子どもたちも安心して食べらえる食材を選び、お酒を飲みたい大人にも楽しんでもらえる内容になっている。

 昼も夜も食べられるお総菜定食(980円、主食付き1,280円)は地元の農家から直接仕入れた野菜を使った料理をたくさん食べることができ、白米と玄米が選べる。玄米は客からの要望で取り入れたという。クラフトビールも取り揃えている。

 街に必要な「機能」として、みんなが集える食堂を作りたかったという丸山さん。「いわゆる『飲み屋』は近隣にたくさんあるが、ちょっとお酒を飲みながらしっかりとした食事ができる場所がなく、必要性を感じた」と開店当時を振り返る。

 店を訪れた近隣在住の山本詩野さんは「お茶を飲むのに利用したり、友人と軽く一杯飲むことも。子どももしっかり食べられる手作りお総菜が充実しているのもうれしい」と話す。

 2周年を迎えて、今後は地域との連携をさらに大事にして深めていきたいという丸山さん。「地元の農家さん、作家さんや事業者も含め、さまざまな人と共に作れる空間を目指したい」と意気込む。

 営業時間はカフェ利用11時~22時、ランチ=11時30分~16時、 ディナー=17時~22時。不定休。

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