Bリーグ開幕戦は川崎ブレイブサンダースvs宇都宮ブレックスの対戦となり「B.LEAGUE OPENING GAME 2019~B1“the”GAME~」のタイトルを冠し、10月3日に横浜アリーナで行われる。
Bリーグは7月8日に会見を行い、2019-20シーズンの全試合日程と、前半17節までの開催時間などの細目を発表した。併せて開幕戦の対戦カードも発表。佐藤賢次ヘッドコーチの就任で新体制となり4年目に挑む川崎ブレイブサンダースと、栃木ブレックスから名称変更した宇都宮ブレックスのゲームとなった。
大河正明チェアマンは「横浜アリーナで開幕戦を行うのは、1人でも多くの人に観戦してもらいたいから」と話す。横浜アリーナでは直近2シーズンのファイナル会場として、日本一を目指して激闘が繰り広げられている。
対戦カードについては、「川崎、宇都宮の両チームは日本代表や日本代表候補選手を多く抱えている」と共通点を挙げ、Bリーグ初年度のファイナル(決勝戦)が国立代々木競技場第一体育館で行われた際に、ブレックスファンが7~8割を占めて会場が黄色だった。今回の横浜アリーナではどうなるのだろう」と期待を寄せる。
会見には、川崎から篠山竜青キャプテン、宇都宮から遠藤祐亮選手が登壇。篠山キャプテンは、「まだ川崎は(Bリーグでは)優勝できていない。チームも変革し補強も行われた。変化を恐れず新しいことにチャレンジしていきたい」と話し開幕戦での勝利を約束。宇都宮の遠藤選手は、「栃木ブレックスから宇都宮ブレックスへの名称変更もできた。4シーズン目。優勝を目指していきたい」と決意を言葉にした。
翌9日に行われた囲み会見で大河チェアマンは「リーグが主管して開催することの意味もある。決勝戦(ファイナル)やオールスターのようなストーリー性はないがメディア対応や演出などで、Bリーグらしい華やかな開幕戦になる」と多くの人に観戦を呼び掛ける。「川崎ファンの皆さんの来場を期待する」とした。