川崎駅周辺の商業施設で結束された「11店会」各施設の従業員ら150人が10月31日、一斉清掃を行った。
29日から3日間にわたり開かれた「カワサキハロウィン2016」では、20周年を記念してパレードでは競馬場の馬が公道を歩くなど特別プログラムも企画された。毎年10万人以上の来場者がある国内最大級のハロウィーンイベントとして行政各所とも手を組む中、来場者が最も多い30日のパレード翌日に当たる同日の朝に清掃を行った。
同会は毎月、各商業施設の周りを30人前後で清掃している。同会のラゾーナ川崎プラザのテナント従業員の鈴木隆之さんは「大人数なので一体感があって楽しかった。デパートとしても多くの来場者を迎えるだけではなく、駅全体をきれいにすることで、イベントの価値が上がれば」と語る。
今回は街の清掃ボランティアNPO法人グリーンバードの川崎駅チームと共同で行った。同チームのサブリーダー齊藤岳至さんは「国内最大イベントとしてわれわれも誇りを持っているが、人をたくさん集めるだけではなく日本一クリーンなイベントとしても認知してもらえるよう引き続き地域の方たちと連携していきたい」と意気込む。