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バスケ・川崎の藤井祐眞選手の活躍続く 「いつも心にエナジー」を持つ姿に多くの声援

船橋アリーナで行われた千葉vs川崎・ゲーム1でも藤井選手の勢いは止まらなかった(撮影=加藤恵三・船橋アリーナ)

船橋アリーナで行われた千葉vs川崎・ゲーム1でも藤井選手の勢いは止まらなかった(撮影=加藤恵三・船橋アリーナ)

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 Bリーグ・川崎ブレイブサンダースの藤井祐眞選手(#0)が、今季に入ってエナジー全開のプレーをし多くのファンが感動している。藤井選手を応援するブースターの1人は、「いつも心にエナジーを持ちチームの勝利のためにコートを走りまわる姿が、自分を勇気づけてくれている。応援することで、祐眞から活力を頂いている」と話す。

東京・恵比寿で行われた「B.LEAGUE AWARD SHOW2017-18」で、「ベストシックスマン賞」を受賞した藤井祐眞選手(撮影=2018年5月29日)

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 藤井選手がスポットライトをあびたのは2018年5月29日。東京・恵比寿で行われた「B.LEAGUE AWARD SHOW2017-18」で、メインメンバーに続く期待される選手に贈られる「ベストシックスマン賞」を受賞したとき。藤井選手は受賞への喜びと感謝を述べたあと「そしてなにより、篠山竜青さんという一番のお手本が近くにいたのでこの賞を取れたと思っている」と川崎ブレイブサンダースキャプテン篠山竜青選手(#7)の名前を出して感謝の気持を言葉にした。

 授賞式後の会見では「この賞に恥じないようにやっていきたい、次は6番目の選手ではなく、ベスト5だったりもっともっと上を目指して頑張っていきたい」との思いも語っていた。

 それを具現化した言葉で語ったのが9月28日にラゾーナ川崎ルーファ広場で行われていた「2018-19シーズン出陣式」。「(篠山)竜青さんを追い越すのが目標」と話した。これを受けて篠山選手は「チーム内で競いあうのは大切。互いに成長できれば」と、若手の活躍を歓迎し目を細めていた。

 篠山選手と、ニック・ファジーカス選手(#22)が日本代表として川崎を離れた際にも藤井選手は留守を守り、新メンバーとともにチーム作りに貢献していた。「自分の役割はエナジーを持って動き回ること」と明言する藤井選手。今季に入って藤井選手のエナジーは全開している。

 10月14日。シティホールプラザ アオーレ長岡で行われた新潟vs川崎・ゲーム2。川崎が2点リードを許し18-20で迎えた第3Q。マティアス・カルファニー選手(#21)からのボールを狙いを定めて3ポイント、続いて熊谷尚也選手(#27)からのボールでもポイント、さらに切り込んでレイアップしてゴール、自らボールをドライブして3ポイントと、合計11点をたたき込んで川崎優勢の流れを作り勝利に大きく貢献した。

 10月19日。船橋アリーナで行われた千葉vs川崎・ゲーム1でも藤井選手の勢いは止まらなかった。接戦し激しく速攻のトランジションでボールを預かって3ポイント、さらに長谷川技選手(#33)が拾ったボールを受けて連続ゴール、青木保憲選手(#4)からのパスを受けてゴールするなど活躍。接戦していたゲーム展開を川崎の流れに変えた。

 昨季、小向体育館での公開練習後のインタビューで「自分の持ち味と役割は分かっている。いつでもエナジーを全開にしてプレーしていく」と話している。そのエナジーが数多くのファンに勇気と元気を与えている。「いつも心にエナジーを持ち続ける祐眞に勇気づけられている」と話すファンは多い。

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