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川崎・銀柳街の「珈琲苑」が閉店 26年の歴史に幕閉じる

26年間、銀柳街で営業してきてた(閉店当日の店内の様子)

26年間、銀柳街で営業してきてた(閉店当日の店内の様子)

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 川崎駅東口、銀柳街内にある「珈琲苑」(川崎区駅前本町)が11月17日、閉店した。

入り口に貼ってあった閉店のお知らせ

 生豆から焙煎(ばいせん)したコーヒーを提供し、ケーキ、プリン、人気があったホットケーキも粉の配分全て手作りで提供してきた。閉店当日は18時までの営業としていたが、お店のファンが途切れることはなかった。

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 店主の城田弘仲(ひろかず)さんは「50年間、ずっとコーヒーに携わってきた。師匠から受け継いだレシピをずっと守りつつ、コーヒーを根付かせたいと思い、26年間、銀柳街で営業を続けた。閉店は寂しいがたくさんの人が来てくれてありがたい」と話す。閉店の理由として、現在68歳の城田さんは「今の広さでは体力的に、お客さんにちゃんとサービスが行き届けられない」と話す。

 銅板で焼くホットケーキは人気があり、遠いところから食べに来る人も多かったという。閉店後は隣町のJR鶴見駅(横浜市鶴見区)の近くでお店の規模を縮小し「ミニ珈琲苑」として12月中にオープンする予定。「鶴見で骨を埋めるつもり。人生で最後のお店になるだろう」と胸をなで下ろす。

 都内在住の安ゆき乃さんは「閉店の記事をツイッターで知り、駆け付けた。長年愛されてきたお店だったんだと感じた」と寂しさを見せた。

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