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武蔵小杉周辺の飲食店支援コミュニティー広がる SNSからマップ作製

マップの作製を担当した地域振興課の高橋漱至さん(左)と稲葉理一郎さん

マップの作製を担当した地域振興課の高橋漱至さん(左)と稲葉理一郎さん

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 現在、川崎市内のさまざな飲食店が新型コロナウィルスの拡大の影響で、営業を縮小し、その代わりにテークアウトを始める動きが活発に起きている。

Zoomでのオンラインインタビューに応える土倉さん

 フェイスブック上で武蔵小杉周辺の情報を共有し合うコミュニティー「ふらっと武蔵小杉」の中から、テークアウトを始めた店舗の情報を集める動きが始まったのは4月2日。発起人の土倉康平さんが「武蔵小杉・元住吉・新丸子のテイクアウトできるお店と繋がるコミュニティ」と名付けたグループを作ると、すぐに参加者が500人を超えた。

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 その後、自主的に協力する人が次々に現れ、グーグルマップ上で店舗の位置を確認できるようになったり、ウェブサイトにその情報がまとめられたりとコミュニティーが成長し、4月28日にはそれらの情報をまとめた地図が中原区役所の地域振興課によって発行された。

 同課の稲葉理一郎係長は「こういうマップが必要だという話は役所でも出ていた。ちょうどその時に、SNS上のコミュニティーができて、すでに多くの人が参加して盛り上がっていた。こういう動きと連携して動くことができ、とてもありがたかった」と話す。

 コミュニティーの管理をする土倉さんは「役所の方から連絡があり、ノートのまとめサイトを作ってくれた方と協力しながら、あっという間にマップができた。役所の仕事は時間がかかるというイメージがあるが、こんなにすぐに形になるとは」と笑顔を見せた。

 「個人店を経営する人は、発信が苦手という方も多い。この状況の中で、打開策としてテークアウトを始めても必要な人のところに届かなければもったいない。この動きが、さまざまな地域に広がって、コミュニティーが連帯しながら地域の飲食店を支えることができれば」とも。

 コミュニティーは現在「中原おうちごはん」をメインタイトルとして運営。1200人の参加者がいて、誰でも参加できる。マップは中原区地域振興課のホームページほか、協力店舗などで手に入る。