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武蔵小杉の海鮮居酒屋「浜の玄太丸」隣に鮮魚店「魚の玄太丸」

オープン当日、店頭でチラシを配る片桐さん

オープン当日、店頭でチラシを配る片桐さん

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 東急東横線武蔵小杉駅南口すぐの海鮮居酒屋「浜の玄太丸」(川崎市中原区小杉町3、TEL 050-3464-8013)が7月10日、店舗の隣に鮮魚店「魚の玄太丸」をオープンした。

幻の高級魚も

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 三浦半島の長井港に入札権を持ち、ほかにも銚子港、気仙沼漁港などから直送する新鮮な魚介類を出すことで定評のある同店。店の前に置かれた水槽には常に生きたエビや貝などの姿が見られ、道行く子どもたちの目を楽しませている。オープン日から3日間はスルメイカや時鮭(以上99円)、キンメダイ(999円)、すし10貫盛り(899円)、刺身盛り(699円)などの目玉商品を求め、多くの人が店を訪れた。

 店内には大きなタイや、幻の高級魚と呼ばれるクエも丸々一匹の姿で並ぶ。販売を担当するスタッフの齋藤鼓太郎さんは「開店から本当にたくさんの人が魚を買いに来て、喜んでくれた。丸魚を買っていき、さばくところをユーチューブで配信するという人もいた」と話す。「オープン記念価格ということで破格だったが、できるだけこれに近い価格で通常でも販売していけるように、みんなで頑張っている」と笑顔を見せる。

 同店グループの専務で、魚の仕入れを取り仕切る片桐玄太さんは「武蔵小杉の駅周辺には、スーパーはあるが昔ながらの『魚屋』がなく、新鮮な魚介類を気軽に購入できる店を作りたいと考えていた」と話す。「居酒屋が母体である強みを生かし、丸魚を購入すると、追加で刺し身、すし、煮付けにするなど調理を頼めるサービス(有料)も導入しているので、ぜひ立ち寄って」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~21時。

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