男子バスケBリーグ・川崎ブレイブサンダースは、2月5日・6日に行われた第21節でサンロッカーズ渋谷に連勝し、東地区1位の千葉ジェッツをキャッチアップし首位になった。東地区1位・川崎=25勝7敗(勝率 .781)、2位・千葉=21勝6敗(勝率 .778)、3位・A東京=21勝8敗(勝率 .724)。なお、西地区1位は琉球ゴールデンキングス。
21節・ゲーム1(2月5日)でキャリアハイの25得点とBリーグ通算3000得点を達成した藤井祐眞選手(#0)
2月5日に行われたゲーム1。前半での21点差でリードする川崎をSR渋谷が猛追する展開。第4Qで5本の3Pシュートで6点差まで追い上げられるが藤井祐眞選手(#0)やジョーダン・ヒース選手(#35)が得点をあげてSR渋谷を引き離して 川崎93-86 SR渋谷 で勝利した。このゲームで藤井選手はキャリアハイとなる25得点。併せてBリーグ通算3000得点を達成した。
2月6日のゲーム2でも、川崎が前半でリード。2-3のゾーンディフェンスとマンツーマンディフェンスを適時に展開。ゲーム1で見せたSR渋谷のオフェンスリバウンドによるセカンドチャンスなどでの得点獲得に対してもゴール下の支配に全力を注ぎSR渋谷の攻撃を抑えて 川崎85-68 SR渋谷 となり連勝した。
連勝した川崎の佐藤賢次ヘッドコーチは「予想していた通り激しいディフェンスに苦しむところがあるも、ファミリーの皆さんのサポートのお陰で勝ち切ることができた。チーム全員でボールを追いかけて川崎らしいディフェンスで(SR渋谷に対して)68失点に抑えることができた。ゾーンを使いながらの展開となったが、その中で熊谷選手が良い働きをしてくれた。本来3番の選手だが4番ポジションでも全然やれる、そういう力をしっかり見せつけてくれたと思う」とコメントした。
川崎は次戦が2月9日に天皇杯準決勝(セミファイナル)で宇都宮ブレックスに挑む。