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川崎・高校生の歌声がアリーナに響き渡る 川崎市歌を合唱し初日戦に勝利を導く

試合前に川崎市歌を熱唱する川崎市立幸高校の商業研究チームのメンバーとボランティアメンバーの8人

試合前に川崎市歌を熱唱する川崎市立幸高校の商業研究チームのメンバーとボランティアメンバーの8人

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 1月26日に行われた男子バスケットBリーグ・川崎ブレイブサンダース対千葉ジェッツ戦の試合開始前セレモニーで、川崎市立幸高校「高校生川崎市歌広め隊」の8人が登場し川崎市歌を観客と合唱した。

ハーフタイムにメディア会見を行った

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 川崎市歌は1934(昭和9)年に制作され時代背景に併せて歌詞を変えながらも歌い続けられてきたが、近年では市歌の存在や歌詞の内容を知らない人も増えている。同校の「商業研究チーム」は、2015年より川崎市歌を広めることを目的に「高校生川崎市歌広め隊」を結成して活動を展開してきた。

 今回の合唱は、メンバーが「川崎市歌の普及のため試合前に会場に来られた観客とともに歌いたい」と、篠山竜青キャプテンに訴えたことがきっかけで実現。緊張した様子でコート中央に並ぶが歌い始めると笑顔も見え会場と一体となって川崎市歌を熱唱した。

 ハーフタイムに行われたメディアへの会見で、中学3年間、高校2年間バスケットボールをしていた小島かずえさんは「最初は上がったけど、会場の人たちが笑顔で歌っているのが見えてうれしかった。とても良い体験」と話す。

 同校・教師の林則雄さんは「これだけ多くの人の前で歌うチャンスはない。市民の方々もあたたかく見守ってくれて一緒に歌ってくれた。忘れられない思い出になると思う」と喜びを言葉にした。

 高校生ら8人の歌声は、とどろきアリーナに響き渡った。試合後、応援に来ていた人の中から「あの歌声が川崎ブレイブサンダースに第1クォーターより力を与え初戦を勝利に導いた」との声も聞こえた。

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