東海道かわさき宿交流館で2月20日、東京・神奈川の東海道の9宿場町が参加して「東海道シンポジウム連絡会議」のブロック大会が行われた。
旧東海道をテーマに、まちづくりを行う宿場間の横のつながりを生み出すことで、相互の活動の活性化や連携した取り組みを生み出すことを目的として開かれる同会議。
それぞれの宿場町から商店街、市民など80人を超える参加者があり、川崎宿からは30人が参加した。同館によると、現場で抱えている課題を共有することで解決していきたいという思いで参加した人が多かったという。
会議に参加した川崎区役所地域振興課課の外山富之さんは「2023年には川崎宿が誕生して400年となる。その節目に向けて川崎宿に関わる全ての人が一つになり、川崎宿の魅力を磨き、発信していけるようにすることが私たちの役割」と話す。
「集まりは年3回ほど、品川から箱根宿までの会場で行われ、20年の歴史を持つ集まりになった。それぞれの宿に東海道への熱い思いがある人がいて、会議だけではなく懇親会も含め、毎回有意義な話ができるから人が集まるのだと感じた」とも。