川崎駅近くのミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市幸区大宮町、TEL 044-520-0200)で7月21日から、「フェスタサマーミューザ」が開催される。
クラシック音楽の「新しい聴き方・楽しみ方」を提案する音楽祭として同ホールが開館1周年の2005年から毎年行っている夏の音楽祭。近年は毎年約3万人が訪れる一大イベントとして音楽ファンの期待を集めている。
首都圏のオーケストラが一堂に会し、華やかな競演を繰り広げる。本格的なクラシック公演をはじめ、パイプオルガンの演奏やジャズ、子どもたちに音楽を楽しんでもらうプログラムなど、バラエティ-豊かなコンサートを企画する。
今年は、平日昼間の公演のS席を3枚以上購入すると15%オフになる「3名以上割」を実施。対象は8月1日の「読売日本交響楽団」の公演と、8月10日の「東京ニューシティ管弦楽団」の公演。
同ホール広報の前田明子さんは「毎年、普段音楽を聴かない人でも楽しんでいただけるような企画を工夫している。平日の昼公演は特に、誰でも耳にしたことがあるようなポップスをオーケストラ仕立てにしたり、オペラのアリアをバトル形式で上演して、観客が『センター』を決める投票に参加できるようにしたり、今までにない趣向を凝らしている。ぜひこの面白さを体験して」と呼び掛ける。
7月21日~8月12日。チケットは同ホールのチケットカウンター(10時~19時)ほか、ホームページや各種プレイガイドで販売する。