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川崎で子ども向け「ハンドクリーム実験室」 地元企業ユースキン製薬スタッフが講師に

参加した子どもたちに教えるユースキンのスタッフ講師

参加した子どもたちに教えるユースキンのスタッフ講師

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 ユースキン製薬(川崎区貝塚)のスタッフが講師を務めハンドクリームを作るイベント「こすぎこども大学薬学部 第3回講座 ハンドクリーム実験室」が10月14日、中原市民館(中原区新丸子東3)で行われた。主催は市民団体かわさき医療情報ネットワーク。

真剣に取り組む子どもたち

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 川崎の企業でもあるユースキンのスタッフ講師による講座では小学生約20人がハンドクリームについて学んだ。

 ハンドクリームの性質や役割について学んだ後、実際に水、油、乳化剤を用いて自分たちもハンドクリームを手作りした。

 ハンドクリームは、水と油のみではら混ざらないものの、乳化剤を入れることでクリーム状になる。混ぜる過程で子どもたちからは歓声が上がっていた。

 講座の最後にユースキンが作成した動画「ちやほやおててさま」を鑑賞し、実際にハンドクリームの正しい塗り方を教える場面も。

 参加した子どもたちは「クリームがどういう風に作られるか面白かった」と話し、保護者からは「実験はあまり体験できないので、とても興味深かったようだ。実際に生活に密着したテーマでよかった」などの感想が出た。

 「こすぎこども大学」は毎年、子どもたちと体や心、医療について体験型で楽しく学ぶ講座で。これまでに医学部、福祉学部、赤ちゃん学部と実施し、本年度は薬学部を開催した。荒木亜紀子さんは「年々、参加者のリピーターも増え、市民と協働して講座を開催しているという実感が付いてきている。今後も地域の子どもの『生きる力』を育むために活動していきたいと思う」と話す。

 同社は11月9日にラゾーナ川崎プラザルーファー広場アクアステージで、ハンドケアの重要性を伝えるイベント「ハンドエキスポ2018」を行う。手肌の水分量チェックやセルフハンドマッサージツアー、キッズコーナーや外れなしの抽選会などを展開する。

 開催時間は11時~18時。雨天決行。

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