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百合ヶ丘で日本ワインのはしご酒イベント「ゆりバル」 12店舗が参加

「ゆりバル」では日本で収穫されたブドウのみを使ったワインを楽しめる

「ゆりバル」では日本で収穫されたブドウのみを使ったワインを楽しめる

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 百合ヶ丘周辺の飲食店で2月21日・22日の2日間、日本のワインをはしご酒で楽しむイベント「ゆりバル」が行われる。主催はゆりバル実行委員会。

メニューの一例

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 百合ヶ丘の近隣に住んでいる人たちに、もっと地元のお店を知ってもらいたいとの趣旨で企画。百合ヶ丘で「かのこビア&マルシェ」(川崎市麻生区百合ヶ丘3、TEL 044-712-3088)を営む飛永かの子さんが中心となり、地元のワイン愛好家や、飲食店に呼び掛けて実現した。

 参加者は直接店舗を訪れてゆりバル特製グラス(100円)を購入。参加店はそれぞれ1,000円で日本ワインと食べ物のセットメニューを用意する。

  日本ワインというのは、日本で収穫されたのブドウのみを使って造られたワインを指し、量産されていないものが多く、飛永さんによると「1000円で料理と一緒に飲めるのはお得」だという。

 ラーメン店「燻製麺 燻(いぶし)」(百合ヶ丘1)では北海道ワイン「ケルナー」と前菜4種(いぶりがっこのクリームチーズあえ、豚肩ロースの焼豚マリネ風、鶏胸肉の焼豚バジルソース、うずらの薫製卵)を用意。洋食店「ケテル」(百合ヶ丘2)では、山梨県の「マルスワイン」と「国産豚肩ロースの塩麹~マッシュポテト&菜の花添え」を提供する。同店の前では21日14時から、市内の「いのうえ農園」の野菜も販売する予定。

 飛永さんは「ロゴの作成なども、地元のアーティストに協力してもらって準備を進めてきた。地域の方々が楽しめるイベントにしたい」と話す。「何かテーマがあった方がまとまりやすいので、日本のワインをテーマにバル開催を企画したが、川崎は今クラフトビールの醸造者も増えているので、今回うまくいったら、クラフトビールなどでも開催できたら」と展望を語る。

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