第15回かわさき楽大師まつりが4月20日、21日に開催される。主催はかわさき楽大師プロジェクト実行委員会。「願い事が叶(かな)う大師(まち)」をテーマに、大師公園を主会場とし、音楽やパフォーマンスなどさまざまなプログラムで構成されている。
開催に当たり、川崎大師平間寺信徒会館で3月、推進協議会が開催された。委員は大師地域の町内会、商店街、小中学校・高校、企業などの代表者で構成され、実行委員と合わせて50人ほどが出席した。
実行委員の星川孝宜さんは「かわさき楽大師まつりは、笑顔あふれる楽しい大師を目指して若手の商店主が中心となりこれまで14回開催してきた。今回は楽大師のLINEアプリを開発し、会場案内や商店街で使えるクーポンを発行する新しい試みにもチャレンジしている」と話す。
初日は「楽大師厄除(やくよけ)よさこい」を開催。大師公園内メインステージにてコンテスト、周辺商店街にて流し踊りを行う。関東各地から過去最高の58チームが参加し、遠くは高知県から参加するチームも。コンテスト上位5チームは、川崎大師平間寺の本堂前で奉納演舞を披露する。
2日目は吹奏楽や和太鼓、沖縄エイサーなど多彩な音楽系・ダンス系イベントが公園内ステージや平間寺信徒会館大ホールで開催される。女子プロレス、消防体験、昭和の遊び、大道芸、講談、コスプレ、アトラクションなども。
星川さんは「街の様子が一変するにぎやかな春の祭りを楽しんでいただけるよう、これまでの経験を生かして取り組んでいる。たくさんの人に参加していただきたい」と意気込む。