川崎マリエン交流棟ロビー(川崎区東扇島)で12月8日、「第20回未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクール」の表彰式が行われ、市内在住の木村匡吾くん、弟の海翔(かいと)くんの作品が兄弟で入賞した。
海上保安庁と(公財)海上保安協会は、小中学生を対象に毎年、海洋環境保全の意識向上をめざす図画コンクールを共催。今年は全国から31,145点、川崎市内では小中学校19校から142点の応募があった。
作品は各管区を始め、それぞれの地域に分かれて展示され、川崎では市内の応募作品142点が飾られている。最優秀賞(川崎海上保安署長特別賞)に輝いたのは小学校5年生の木村匡吾(きむらこうが)くん。昨年度には海上保安協会横浜支部長賞を受賞した経験を持つ。また、優秀賞(川崎海上保安署長賞)小学生低学年の部には、弟の海翔(かいと)くんも入賞した。最優秀賞を受賞した兄の匡吾君は、「もしも川崎の海にウミガメがいたらうれしいなという思いを込めて描いた。今年は兄弟揃って賞をもらえたので嬉しい。また来年も入賞目指してがんばりたい」と次の構想をめぐらす。
川崎海上保安署の藤田秀樹さんは「光輝く海をイメージした作品や海の生き物と人々が楽しく共存する様子が描かれた作品が多く、川崎の海がもっときれいになってほしいという願いを強く感じた。応募作品のような豊かな川崎の海になるよう、私たちも努めていきたい」と話す。
展示期間は12月15日(日)まで。時間は9時~21時。入場無料。