川崎市民のソウルフードといわれる「ニュータンタンメン」味のポテトチップスが2月17日、関東1都7県で発売された。
1963(昭和38)年に、川崎市川崎区京町で五十嵐源吉さんが創業した元祖ニュータンタンメン本舗。鶏ガラをベースしたスープに唐辛子と溶き卵、ひき肉が浮かび、たっぷりニンニクを用いているのが特徴。
カルビー(東京都千代田区)が47都道府県の「地元ならではの味」を開発する「ラブジャパンプロジェクト」の2019年度第3弾として「ニュータンタンメン味」が選ばれた。川崎市、本店である京町の「元祖ニュ ータンタンメン本舗」、スポーツパートナーである川崎フロンターレの三者で協力し、カルビーによるワークショップや試食会を経て、味やパッケージデザインが決定された。
パッケージには、川崎の工場夜景をイメージしたイラストを背景に、元祖 ニュータンタンメン本舗のロゴや店舗のイラストが配されている。
ニュータンタンメンのファンであるという川崎市職員の青山康介さんは「袋を開けた瞬間に、ニンニクの香りに引き付けられる。パリッとした食感で、徐々にひき肉のうま味と唐辛子の辛みが口の中に広がる。 後を引くおいしさ」と太鼓判を押す。
本店の京町店、店長の渡辺俵太さんは「会計の時に買って行く人も多い。気軽に食べれるので、子どもからお年寄りまで食べてもらいたい。今後のコラボ商品企画も楽しみにしている」と話す。
商品は無くなり次第終了。