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川崎市10大ニュース発表 1位は「台風19号により川崎市に大きな被害」

台風19号により、冠水の被害を受けた下沼部公園(中原区、写真提供はブックカフェCoyama)

台風19号により、冠水の被害を受けた下沼部公園(中原区、写真提供はブックカフェCoyama)

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 川崎市が11月21日から12月5日まで投票を受け付けていた2019年の川崎市10大ニュースが12月19日、発表された。1位は5337票で「台風19号により川崎市に大きな被害」だった。

大勢のサポーターが駆け付けた川崎フロンターレ、ルヴァンカップ優勝報告会の様子

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 今年市内で発生した事柄についてあらかじめ選定した候補項目への投票を呼び掛け、区役所などの公共機関およびインターネットで受け付けた。15日間で1万123人の投票があった。

 1位は川崎市の各所に爪痕を残した台風19号の直撃となった。多摩区、麻生区、宮前区など北部では土砂崩れが発生し、幸区を除く全ての区で道路が冠水する被害があった。公園、緑地などの倒木も100カ所以上で発生し、特に等々力緑地内の市民ミュージアム、とどろきアリーナなどは浸水で大きな被害を受けた。

 2位は、「川崎フロンターレが激闘を制しJリーグYBCルヴァンカップで悲願の初優勝」が4577票でランクイン。フロンターレは2年ぶり5回目となる決勝戦でコンサドーレ札幌と戦い、PK戦の末に劇的な勝利を収めた。サポーター歴約10年という山本崇重さんは「妻と娘と3人で観戦した。もう駄目かと思う場面が何度もあり、最後は皆で泣いた。ラゾーナでの報告会にも行き、感無量だった」と話す。

 3位には、5月28日に発生した登戸での殺傷事件(4248票)、4位には川崎フロンターレが「FUJI XEROX SUPERCUP2019」で初優勝したこと(3452票)、5位は「(仮称)川崎市差別のない人権尊重の街づくり条例」を提案したこと(2311票)が入った。

 以下、6位=「横浜市営地下鉄3号線の新百合ヶ丘駅延伸が決定」(2217票)、7位=「川崎市の人口が政令指定都市第6位に」(2182票)、8位=「小田急線登戸駅がドラえもんのキャラクターで装飾」(1957票)、9位=「京急大師線の産業道路駅が地下駅に」(1562票)、10位=「川崎市の1人1日あたりのごみ排出量が政令指定都市最小に」(1474票)となった。

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